ケースワーカーの中井です。皆さんはご自分の地域にある「地域包括支援センター」をご存じですか?「地域包括支援センター」は、主任ケアマネジャー・保健師・社会福祉士と色んな肩書の職員がいて、地域の高齢者の健康や福祉、介護について気軽に相談できる窓口です。
「気軽に~」とお伝えしてもどういうことなら相談出来るだろうと思われますよね。次の内容はどうでしょう?
①うちのお母さん、最近足腰が弱くなって、外に出る機会も無くなってしまった。
②うちのおじいちゃん、最近同じこと何度も聞いたり、いつも探し物したりしている。
③夫が認知症だと言われたが、認知症について分からない。今後どうなっていくのだろう…。
④病院から「介護保険の申請をしてください」と言われた。どうしたらいいの?
⑤介護保険申請したら、要支援1・2の結果が出た。今後どう進めればいいのか分からない。
⑥お隣の息子さん、最近しょっちゅうお父さんのことを怒鳴っている声がする。
⑦久しぶりに実家に行ったら、高くて新しいお布団を買っていた。対処方法分からない。
答えは全部ご相談してください!こんなこと相談していいのかな~。そもそも相談内容がまとまらないという方も窓口で話をすることで、問題点が整理出来ることもあり、今後の備えとして足を運んでみるのもいいかと思います。また、ご相談内容に応じて、他の機関とも連携し、何かお手伝いする方法を一緒に考えてくれるところです。連絡先が分からない場合は、おすまいの市町村の福祉課などにお尋ねいただくと分かります。