2023年2月3日に、緑区の認知症ケアパスワーキング会議に参加しました。
認知症ケアパスとは、認知症の予防や治療について、また認知症の状態に応じてどこで、どのような医療・介護サービスを受ければよいのか、地域ごとにわかりやすくまとめたものです。医療機関や、いきいき支援センター、介護関連の事業所などに冊子として置いてあったりします。
名古屋市では、各区にそれぞれ認知症ケアパスがあります(こちらのサイトからダウンロードもできます)。
今回の会議では、地域の有識者が集まり、今ある緑区の認知症ケアパスを、もっと皆さんに知ってもらうためにどうしたらよいか、もっとわかりやすい内容にできないか、など話し合いました。
私が一番気になったのは、「認知症ケアパス」という名前です・・・
私が医療関係者でなければ、「ケアパスって何?もっていると何か無料になるパス?」と思ってしまいそうです。
他の自治体では、「認知症はじめてガイド」など、わかりやすい名前のところもあるようです。できたら、わかりやすい名前に変えた方が良いな、と思っています。ブログをご覧の方で、わかりやすい名前がありましたら、是非、外来受診時に教えてください!
ちなみに、名古屋市緑区のケアパスの表紙はこんな感じです(緑区のマスコット、「みどりっち」がかわいいです)。
全体の流れがわかる概要版と、医療やサービスのことがわかる社会資源版の2冊があります。クリニックにも置いてありますので、ぜひ手に取ってみてください(お持ち帰りいただいて大丈夫です)。そして、皆さんからもご意見を頂戴できれば。どうぞよろしくお願いいたします。