「不眠症」と「認知症」
- 2023.01.24
不眠症は、なかなか寝つけない(入眠困難)、夜中に何度も目を覚ます(中途覚醒)、朝早く目が覚める(早朝覚醒)、再び眠りに戻ることが難しいなど、睡眠に障害がみられるのが特徴です。 不眠症は、「認知症の発症リスク」が高くなることが報告されています。 最近の研究では、睡眠時間が短いほど、寝つきが悪いほど、アルツハイマーの原因の一つのアミロイドβが蓄積しやすいとされています。そのため、睡眠を改善させる薬の一種が、アルツハイマー型認知症の進行を遅らせるのではないかという研究も行われてい...